お父さんが大腸がんになったときの話

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みなさまこんばんは🌙

ご訪問いただきありがとうございます(*^^*)

 

今日は、お父さんが大腸がんになったときの話をしたいと思います。

 

私のお父さんは、現在66歳で、60歳のときに大腸がんが見つかりました。

奇跡の話 その1【社長さんの一言】

お父さんの仕事は、某車メーカーのディーラーで、18歳から42年間働きました。

その後、60歳の定年で退職。

この会社で毎年行われる健康診断では、高血圧や高脂血症など少し数値が高いものもありましたが、いたって健康でした。

しかし、検便の検査はなかったそうです。

なので、42年間、大腸検査の経験はゼロでした。

 定年退職後は働くつもりはなかったそうですが、

お客さんだったホテルの社長さんに、「うちで働いてくれ」と泣きながら説得されたため、断るのが苦手なお父さんは退職後すぐにホテルで働くことに。

(お父さんは営業に向いていない無口な性格で、全く売り込まないので、お客さんからの信頼が厚く気に入られていたそう)

※お父さんの同僚にこっそり聞いた話

 

ホテルに入社する前に健康診断が行われ、その項目に検便の検査があり、はじめて大腸の検査を行うことになりました。

その検査結果で、「要再検査通知」をもらい、

総合病院での大腸検査で、大腸に1つポリープが見つかりました。

このときは、良性か悪性かわかりませんでした。

組織を詳しく検査する病理組織検査へ。

そして数日後、ガンであることが発覚しました。

 

その時の私の日記

今日、仕事から帰ってきたらお父さんから「大腸がんだった」って言われた。

ショックだった。

今まで生きてきた中で1番つらい。

どうしたらいいのかわからない。

1人でいるのがつらい。

だれか、助けてほしい。

1番つらいのはお父さんなのに。

 

頭がパニックで、ただただ書き連ねた文になっていました💦

お父さんは、そのまま即入院が決まり、2日後に手術することになりました。

 

奇跡の話 その2【手術中にもう1つポリープが見つかる】

手術は、腹腔鏡手術というものを行いました。

腹腔鏡手術とは、

内視鏡器具を体表皮膚より腹腔内へ挿入して行う手術技法のこと。

腹腔鏡の下で行うので、腹腔鏡下手術とも呼ばれる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

その手術で、まさかの出来事が!

近くに、検査では見つからなかったもう1つのガンを発見したのです!!

たまたま発見できたので、予定にはなかった2つ同時切除を行っていただきました。

手術後お医者さんに、

検査では見つからなかったガンが近くにもう1つありました。もし、わからないまま放置していたら進行していたので、とてもラッキーです。」

と言われました。

この話を聞いたとき、驚きと恐怖と安心感が同時に襲ってきたのを今でも覚えています。

 

その後は順調に回復し、6年経った今でも一度も再発することなく過ごせているようです。

これまで病気知らずだったので、この経験を通してあらためていのちの大切さを痛感することができました。

もし、あのとき社長さんが声をかけてくれなかったら

もし、あのときもう1つのガンが見つからなかったら

そう思うと、本当に奇跡の出来事が重なったんだなぁと実感します。

今あるいのちに感謝して、まわりの人たちに感謝して。

 

読んでいただきありがとうございました!

では!